Z80 Assembler under BSD

Z80 クロス・アセンブラ

竹岡 尚三 ((株)アックス)

ここで紹介するZ80用のアセンブラは、大昔に、NetNewsで拾った物なのですが、 今では、どの Newsグループに流れていたのかさえわかりません。 ソースコード中に

 *  Bruce Norskog       4/78
 *  Last modification  1-18-87 by cdk
 
と記述してあるので、オリジナルは78年4月に Bruce Norskog氏が作り、最後の 変更は、cdk氏が87年1月に行ったのでしょう。

このアセンブラはアブソリュート・アセンブラで、ORG指定が必要です。ア センブルが終了すると、Intel Hexフォーマットでバイナリファイルが出力され ます。 Zilog形式のニーモニックを受け付けるので、Zilogが好きな人にはうれしいで しょう。

このアセンブラは、筆者の周りのSUNの上でずっと使っていました。 今回、FreeBSDでmakeすると、yaccの変数が違っていたので、少しだけ修整しま した。
FreeBSD版を ftp://www.takeoka.org/pub/micro/zasm.tgz として置きます。

1) インストール

アーカイブを展開してmakeすると、zmacとzdisができます。
それらを/usr/local/binにでもコピーして、*.1を/usr/local/man/man1にコピー しておしまいです。
	# cp zmac zdis /usr/local/bin
	# cp *.1 /usr/local/man/man1
 

2) 使用方法

ソース・ファイルの拡張子は.zを使用しなければなりません。 serial.zというテスト用のソース・ファイルが付いているので、それで試して みます。


	% zasm serial.z
 
とすると、serial.lst, serial.hexとファイルができます。

serial.hexはIntel Hexフォーマットなので、そのままROMライタに送ったり、 CP/Mに持っていってLOAD後に実行可能です。(CP/Mで実行するには、ORG 100Hと すべきです)


ZASMをgetする



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