最近、オタクがドウコウと言われているようですが、みなさんいかがお過ごし
でしょうか???
元気のいいオタクの代表は、岡田斗司夫という人のようです。
また、最近、エヴァンゲリオンというアニメが流行っているようです。
僕の周りにいる学生達が、あまりに「エヴァンゲリオン、エヴァンゲリオン」
と騒ぐので、ちょいと評価したところ、なかなかにハマルようにできています。:-)
エヴァンゲリオンは、オタクによるオタクのためのオタクの会社ガイナックス の作品です。先の岡田斗司夫氏はガイナックスの前社長です。
さて、岡田斗司夫氏は、その著書「オタク学入門」の中で「パクリ」について、 書いています。それは端的にいうと、いいものがあったら引用するということな のでしょう。
さて、エヴァンゲリオンですが、これには引用が多数あります。
例えば、エヴァンゲリオンのスタッフは「謎の円盤UFO(サンダーバードで有名
なAPフィルムが作った実写ドラマ。日本でも1970年に放映された)」を意識した
らしいのです。
エヴァンゲリオンの搭乗者が全身、変な液体に浸らなければなら
ないのは、まさに「謎の円盤 UFO」の宇宙人が宇宙服に緑の液体を詰めていたこ
との引用でしょう。
また、エヴァンゲリオンでは、コンピュータは「データが多すぎて解析不能」
のエラーを「601」という数値で報告します。
これは、マイケル・クライトン原
作のSF映画「アンドロメダ病原体」中で、計算機が報告するエラーと全くおなじ
です。
僕はエラーコード601を見た途端、笑ってしまったのですが、若い学生達には、
ちっとも通じず、一人オヤジの気分になったのでした。
また、学生のだれ一人として謎の円盤UFOを知りませんでした。;-<
ちなみに、僕がすっごくコンピュータをやりたくなったのは、謎の円盤UFOの
コンピュータがカッコよかったからです。
(でも、再放送を見ると、そのMTはオーディオ・テープぐらいの速さで回ってい
た ;-))
また、601という番号は、実は1974年頃に50MHzでアマチュア無線をやっていた
人には、印象深い型番ですよね。(松下からRJX-601という名機が出ていた)
ま、エヴァンゲリオンには、色々と僕にもこだわりのある事柄が散りばめられ ていて、「これはオヤジのためのアニメかな」などと考えているわけです。
で、若者が何にも知らないなら、結局はオヤジの出番なのかな?
ということで、オヤジが、自分のこだわりに従ったまま、ちょっと変なお話を
しようかなというところです。
最近「エバる」という動詞が、「逃げちゃダメだ」などと名セリフを言って遊
ぶ「エヴァンゲリオンごっこ」の意味になってしまいました。
これは困るなぁ。古来より「エバる」というのは、式を評価(エバリュエート)
するという意味なんだぞう。
じゃ、先行くから。